20131015

第31回 温故塾が、10月15日(火)じもとのnecoで行われた。

 

今回のテーマは「歴史の中の異端児」として、3人を取り上げた。

1.「何羨録」(かせんろく)の筆者 津軽采女政兕

2.人吉藩の 相良清兵衛

3.尾張藩の殿様 徳川宗春

 

1.日本最古の釣書と言われる「何羨録」は1723年に完成。筆者は弘前藩津軽家の分家、黒石四千石の旗本である。元禄三年(1690)将軍綱吉の側小姓となったが、元禄五年の三月三日の節句に、殿中で左足負傷(原因不明?)

 

2.肥後国人吉の相良氏の実力家老の専横を、藩主が処分。121人が戦死・自刃した「お下の乱」を引き起こした。本人は権現様御目見の者ゆえ、津軽藩お預けで88歳まで生きた。

 

3.尾張七代藩主徳川宗春は、尾張三代藩主綱誠(つななり)の第二十子に生まれたが、兄が死んだため七代藩主となった。将軍吉宗の政治方針に真っ向から対決する政治を行った。「倹約令」と「法治主義」をきらい、開放政策を行い、祭礼、盆踊り、芝居が盛んになった。しかし、弊害も出て失敗し、隠居謹慎となった。

 

今井塾長の大好きなテーマで、一般の歴史の中に埋もれてしまった人物たちだが、魅力的であるので。多くの人に知って欲しい人物とのことでした。

 

 台風26号が近づくなか行われたので、いつもよりは早く終わったがそれでも、5時近くになっていた。

歴史の中の異端児
詳しい内容は、この資料をダウンロードしてご覧ください。
温故塾31(歴史の異端児)20131015.pdf
PDFファイル 521.6 KB