20130614

バター作りをしてみせる加藤牧場の柬理さん
バター作りをしてみせる加藤牧場の柬理さん

第8回じもとサロン

 

今回は、日高にある加藤牧場の柬理(かんり)さんを迎えて、牛乳とチーズについての一般知識と、こだわりのミルク製品づくりの話を聴きました。

 

加藤牧場のこだわり牛乳:

・低温殺菌の牛乳(搾乳後5時間で出荷)

 一般に販売されている牛乳は、高温殺菌(搾乳後出荷までに1週間かかっている)

・ノンホモ牛乳

 成分中の乳脂肪(脂肪球)を細かくする加工を受けていいない牛乳で、一般に

 販売されているホモ牛乳よりも風味が強く、生乳本来の味に近いと言われる。

 

 サロンは柬理さんが、乳牛の種類について語ることから始まりました。搾乳から牛乳出荷までの工程や殺菌方法など知らないことばかりでした。

 

 低温殺菌と高温殺菌の牛乳を飲み比べたら、低温殺菌の牛乳はにおいがしない。牛乳っぽいにおいは、高温殺菌しているからと知りました。予想は完全に外れ。

 

 バター作りに皆で挑戦しましたが、キット(牛乳の入脂肪が多い部分が入ったビン)からバターを作るのが、こんなに簡単とは思いませんでした。ただビンを5~10分振るだけでバターが現れました。

 

 後は食事タイム、イタリア在住経験のあるKさんが作ったペンネ(カマベールチーズとモッツァレラチーズ使用)のおいしいこと。始めて味わう、カチョカバロチーズはフライパンで焼いて、ミルクチーズはフランスパンにつけて、味わいました。乳製品は牛乳からの水分の飛ばし方と菌の作用で、種類が出来上がるとのこと。

 

 おいしく、勉強になる3時間でした。

じもと日高でおいしさを追求する加藤牧場さん、ガンバレ!!