20130908

記念講演 加藤謙吉先生
記念講演 加藤謙吉先生

高麗郡建郡1300年記念事業委員会

「高麗浪漫学会」設立総会

 

9月8日(日) 午後1時半から日高市文化体育館「ひだかアリーナ」の会議室で、

「高麗浪漫学会」の設立総会が行われた。

60名ほどが参加し、会則、役員の選出、事業計画の承認が無事行われた。

会長は高橋一夫氏(元埼玉県立博物館館長)で、先日放映された「BS歴史館」にも登場されていました。

その後で記念講演が行われた。

講師は、成城大学・中央大学の兼任講師である加藤謙吉氏

演題は「渡来人の東国移住とその史的意義」

東国への渡来人移住は、第1期 6世紀半ば以降、第2期 7世紀後半以降の二つの時期に区分されると話を始めた。

第1期は伽耶系の吉士(吉志)集団と秦氏、西漢氏など

第2期は高句麗系の移住者で、その足跡は地名からも推定できる。

甲斐国の巨麻(コマ)郡、神奈川県大磯町の「高麗の池」、高来神社、高麗寺

武蔵国の高麗郡、高麗神社など、興味深い話満載であった。